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丹後町間人、後ヶ浜海水浴場の東の端、竹野川の河口にそびえ立つ巨岩です。周囲は約１km、高さ２０ｍあります。安山岩でできており、無数の柱状節理が美しいです。 　今から１５００万年前、新第三紀中新世に堆積した網野層に、マグマが貫入し、横に広く広がり安山岩となりました。横に薄く広がった溶岩は、冷えるとき柱状節理を作ります。その後の浸食により、この岩が削り出されました。 　この岩の下には、鬼が生き埋めになっているという伝承が伝わっています。この立岩を見下ろす傍の段丘上には、大成古墳群があります。大和政権以前に、この地方は丹後王国として栄えていたという説もあり、古い歴史を持った所です。 　立岩の傍には、この地に滞在したといわれる間人皇后とその子供、聖徳太子の「母子像」も立てられています。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　★写真をクリックすると拡大写真見られます。