�@
丹後半島の北端に位置するこの岬は、近畿地方最北端の岬です。今から約３８０万年前、新生代、新第三紀、鮮新生に、地下からマグマが噴出し、それが冷えて固まり安山岩となりました。丹後半島の最も新しい火山岩である「経ヶ岬安山岩」です。冷えて固まる時、柱状節理を形成しました。『宮津府志』によれば、柱状節理からなる海食崖が経巻を立てたように見えることから、「経ヶ岬」の名が付いたとされます。 　岬の海岸部には、１２万年〜１０万年前に、波により削られてできた平らな岩床（波食台）を見ることもできます。 　また、この岬には、海抜１４０mの位置に「経ヶ岬灯台」があります。遊歩道が整備され、無料駐車場から歩いて見学することができます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　★写真をクリックすると拡大写真見られます。